〜クールベールって何?〜
国産NO.1のガラスメーカーである旭硝子社の製品で、現在ではかなり多くの車種でライン装着されているのが、「クールベール」という製品です。簡単に言ってしまえば「断熱タイプ」のフロントガラスということになりますが、そこには様々な技術と工夫が詰まっています!
以前、平成バブル前後の頃にも断熱ガラスというものがライン装着されていましたが、これはガラス自体の色などで太陽光線を遮るタイプでした。中には、ガラスがピカピカ反射するような熱反射と呼ばれるものもあったのですが、熱だけでなく携帯電話の電波やETC、ナビゲーション、オービス(高速の車速感知システム)といったものの電波まで遮断してしまうという欠点がありました。
こうした経験を活かし、ガラス自体ではなく合わせガラスの中間膜に着目、この中間膜に熱線吸収タイプのIR(赤外線)カット剤を練り込むことで、断熱効果を持たせたのがクールベールです。しかも、このクールベールの良い所は、電波などで使用されている赤外線はカットせずに、熱さの原因と言われる「中赤外線」(メーカーが波長により近・中・遠と分けて定義付けした)の約90%以上をカットするということ。まあ、全ての赤外線ではないので、ガラスから入ってくる熱の90%と言えないのが痛いわけですが、それでも実際、当社にある体感機なんかで体験していただけると、その違いがわかるレベルで、手に感じるジリジリ感の違いを体感できます!
このクールベールについて、簡単にまとめてみると特徴は以下のとおりになります。
★UV(紫外線)は約99%カット
★IR(中赤外線)も約90%以上カット
|
日焼けによりシミ・シワの原因を引き起こすUV(紫外線)はほぼ全てカットしてしまいますし、メーカーによると、最も熱量を伝えると言われている「中赤外線」(IR)についても、約90%以上カットしますので、実際に違いを体感できます。フロントドアに車検対応の透明断熱(もちろんUVもカット)のカーフィルムを併わせて貼れば、更にその効果が倍増です♪
これにより、あなたのドライブがどう快適になるのか?それは・・・
@日差しのジリジリ感が大幅に低減されるので、暑い夏のドライブも快適になります。(一緒に乗る助手席の方も快適に過ごせるので会話も楽しくなる)
|
↓
|
A冷暖房の効果がUP!炎天下での駐車中も、車内色などの条件にもよりますが、ハンドルやダッシュパネルの温度上昇が抑えられます。(ハンドルを触っても、あまり熱くない)
|
↓
|
Bエアコンへの負荷が減るので、燃費が向上!経済的で地球にもお財布にも優しいエコ仕様♪
|
↓
|
C専用のパープルブルー色ぼかしサンシェードがついているので、外観的にも高級感&オシャレ度UP!眩しい西日も抑えてくれます。
|
これで価格が高ければ流石にオススメ出来ませんが、幸いにも今取り付けられている純正品と同じ価格ですから、もしフロントガラスを交換する時に、元々の純正ガラスがクールベール仕様でなかったら、同じ値段でアップグレードできるわけです。また、当社では「クールベール」に交換されたお客様に対しても、大好評の「あんしん3年補償」を無料でお付けしております。これなら「せっかくクールベールに交換したのに、ガラスが割れちゃった・・・」なんて時にも安心です!(3年以内ならガラス代は無料、工賃と付属部品代だけで新品ガラスに!)
ちなみに、最近ではクールベールに加えて「サウンドベール」というものもプラスαされてたりします。このサウンドベールは遮音効果を高めているもので、現在は純正品のみの設定となっています。遮音効果がどれだけ高いのか!?は比べてないのでわかりませんが、我々の業界で言うところの「風切り音」(ピューピューという感じの高い音域の音)を軽減するとのことです。
※注意事項
・クールベールに交換することで、大幅に赤外線をカットしてくれるわけですが、フロントガラス以外からも車内への熱の流入がありますから、全く熱くならないというわけではありません。
・クールベールに交換することで、通常のガラスをつけていた時よりもダッシュ板やハンドルが熱くなりにくくなっていますが、全く熱くならないわけではありません。
|